オタクのあそぶんがく

140の枠を超えて

2021年春アニメのかんそうぶん

※ネタバレを含みます。ご注意ください! 

 

今期私が最後まで視聴したアニメは以下の通りである。 

・イジらないで、長瀞さん 

スーパーカブ 

・戦闘員、派遣します! 

アマガミSS 

・パンでPeace! 

まよチキ! 

 

社畜になったらアニメ観る数減るかと思ったけど、そこまででもなかったっすね(良いこと)。でも暇な時間はしっかり減ってて、感想文書くのが面倒になったってのが悲しいところ。あと今まで以上に脳死アニメを欲するようになった。体力使うアニメに手が伸びないんす…有休1億日くらいほしい 

 

 

 

・イジらないで、長瀞さん 

いきなりですが今期の覇権です。後輩女子にバカにされながらイチャイチャしたいだけの人生だった。卓球部というセレクトは決して悪くないはずだが、「後輩女子」と呼べる存在がいたのはなんと高校3年の時だけ(←あれ?君JSでは?)、しかもメスガキやらギャルやらとは程遠い、シンプルに良い子たちという。そんなこんなで後輩女子との接し方が全然わからない訳です。隙自語 

長瀞がただ主人公を苛め抜くだけの話、あるいはただデレる甘ったるいだけの話だったらこんない面白くはなかっただろう。長瀞が主人公をバカにしながらも、美術や長瀞に対する姿勢に惹かれていき、次第にデレが増えていく様子がこの作品の良さである。必死に照れを隠す長瀞めっちゃ可愛い。あと取り巻きのギャル共もちゃんとキャラが立っていて面白い。あんなポジションにいながら内弁慶&コミュ障気味のヨッシーが非常に良い味出している。まあ正直陰キャオタクくんみたいな主人公に後輩ギャル共が絡みにいくなんてご都合主義が過ぎるかもしれないが、そこ含めてフィクションとして楽しんでいただきたい。 

ちなみにOPの多動性は異常。マジで楽しくなる。 

 

スーパーカブ 

長瀞がなかったら覇権だった。前半3話くらいに限れば長瀞より良かった。 

主人公の心情に沿った情景描写が非常にうまかった作品だったと言えるだろう。主人公の日常に文字通り「彩り」が加わる瞬間、最初の1回目は本当に鳥肌たったし、上手いなあって笑顔になった。平凡で何もなかった日常が、カブによって少し彩り豊かなものに変化していく様子を、あえて同じシーン(高校前の交差点など)を繰り返し描くことで巧妙に表現しているところとか本当に良かった。小熊ちゃんの交友関係が広がるにつれて、序盤とても静かだった物語が次第に話し声で埋まっていく様子も、上手い表現だと思う。自分も今年に中古の自動車を買ったところだったので、初めてのカブを買ってふとした瞬間にニヤニヤしてしまう小熊ちゃんの気持ちがよくわかった。てか実質小熊ちゃんじゃね?

後半は椎ちゃんがアホほど可愛くて仕方がなかった。ちまっこくて背伸びしている女の娘とかマジの好みです本当にありがとうございました。11話とかつらすぎて吐血しながら観てました(誇張しのぶ)。 椎ちゃんに会うためにブール通いてえ〜〜〜〜〜

まあ、とは言っても、素朴な笑みを浮かべていた小熊ちゃんが次第に「自分なら関わらないタイプのバイク乗り」みたいな思考に落ちていくのはなんというか寂しかった。地味目だった女の子が都会の大学に入ってウェイ系へと変貌してしまった、的な。遅刻した修学旅行にバイクで追いつくとか、なんなら修学旅行でバイクに乗って遊ぶとか、もう思考が「偏差値低めの高校にいそうな、ヤンキーではないけど悪いことしたい類の陽キャ」なのよ。そういうの苦手なのよ。だからその辺は観ていて悲しかった。なんなら最後椎ちゃんもそっちの仲間入りしてしまったので余計に泣いた。そうか、泣きアニメだったか…

 

・戦闘員、派遣します! 

ジェネリックこのすば」とか「OPが火力低めのTOMORROW」とか言ってすんませんでした、面白かったです。あーいやOPは火力低めのTOMORROWだったけど 

作者が一緒で物語の雰囲気も似ているためどうしてもこのすばとの差別化が作品のカギのなるが、本作は主人公が悪の組織の一員であることから「小賢しくて薄汚い戦闘」に力を注いでおり、このすばとは異なる面白さがしっかり出ていたと思う。最終話の盛り上げ方も良く、くだらねえとゲラゲラ笑いながらしっかりカッコよく決める所をカッコよく決められる、メリハリのある作品だった。 

今期最強ヒロイン候補としてロゼちゃん・アリスたそが挙げられる点も強い。ロゼちゃんの声めっちゃ良くて誰かと思ったら、虹ヶ咲で愛さん役だった村上奈津美さんだった。ロリ役結構ハマってて良かったので、今後も期待できる声優さんである。ロリ役いっぱいやってね!アスタロト様も性格は結構良かったので、25cmくらい胸を縮めてから再登場してほしい。そしたら推す。 

OPに対し言いたいことは山ほどあるが、伊藤美来さんの声は事実とても良いし、悔しいことにふとした時に口ずさみがちな曲である。このすばにMachicoさん出なかったのに、みっくは我慢できなくてしかもラスボス役で出ちゃう辺り、みっくはあくまで声優として作品に関わりたいんだなって(同じくOPを歌った上野さんでも、ちゃっかり田中の妹として登場している)。 

 

アマガミSS 

書きすぎちゃったよね 

mikan0911.hatenablog.com

 

・パンでPeace! 

可愛くて内容がない。だけなら良かったのだが、如何せん5分アニメなおかげで、マジで何も覚えていない。のあちゃん(ロリ)が可愛かったのと、ふゆみさん(CV.豊田萌絵)の声が良かったのとくらいしか浮かんでこない。内容が薄い萌えアニメが、いかに繊細なバランスで成り立っているかを思い知らされた。 

神アニメとして名高い「ひなこのーと」「となりの吸血鬼さん」と同じコミックキューン出身の作品であり、何なら上記2作より先にアニメ化された先輩であることはあまりにも有名。作者のemily先生は最近「PON! PON! PON!」なる作品を描いていたが、どうやら既に完結している…ことをwikiで見て初めて知った。購読していないので仕方ない(単行本派)。特典目当てで買ったキューンに第一話が載っており、絵が綺麗だったことは覚えている。 

豊田萌絵さんが出た作品の一つとして、記憶に残しておこう。 

 

まよチキ! 

中学時代(JSなのに?)に友人に借りて原作読んだっきり。いわば「記憶を取り戻す旅」みたいな感覚で観た。色褪せた記憶が蘇ってくる感覚がめっちゃ心地良くて毎話手を叩いて喜んでいたので、今後も積極的にやっていこうと思った(はがない)(さくら荘)。 

まあ「そういえばこんな話だったね」って感じで観たので、ストーリーに新鮮味があった訳ではない。『主人公の妹がCV.花澤香菜様』で頭を抱えたが、嫁とは似ても似つかない性格で助かった。原作を読んでいた当時は宇佐美マサムネを推していた気がするが、アニメで観てもやっぱりマサムネが一番可愛かった。ツンデレ気味の娘に弱い、お手本の様にチョロいオタクなのかもしれない。宇佐美マサムネしか勝たん。もうちょっと胸縮んでくれ 

最終話(13話)の内容に大きな違和感を覚えてネットを漁ったが、やはり放送スケジュール関係でちょっとした面倒ごとがあったらしい。12話で最終話っぽい終わり方をした後に、よりにもよって(失礼)ナクル回で締めくくるなんておかしいですからね。せっかくなのでマサムネ回で終わって欲しかったとかいうのはとても個人的な望みなので聞かなくていいです。ところで2期はどこに行けば観れますか?? 

 

 

 

いやもう7月も下旬ていうね。笑っちゃうよね…わっほーwわっはーw(某クソアニメの神OP) 

夏アニメは曲が強い作品が多いような気がするので、その点からも期待が膨らむ(でも女の娘の胸は縮んでほしい)。さっきも言ったけど有給1京日くらいください。