オタクのあそぶんがく

140の枠を超えて

2021年冬アニメのかんそうぶん

※ネタバレを含みます。ご注意ください!

 

今期私が最後まで視聴したアニメは以下の通りである。

アズールレーン びそくぜんしんっ!

ゆるキャン△ SEASON2

THE IDOLM@STER

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ

けいおん!!

てーきゅう(1〜9期 + 高宮なすのです!)

・ウチのメイドがウザすぎる!(再)

 

まあほら、卒論終わったら暇になるじゃないっすか。そしたらdアニの『気になるリスト』に幽閉されているアニメたくさん観ると思うじゃないっすか。ところがどっこい、引越し準備やらapexやら長時間睡眠やらカラオケやらapexやらapexやらで時間吸われるじゃないっすか…

卒業前の春休みに身につかない習慣なんて、社畜になったら余計につきませんよね。おしまい。

ちなみに高尾奏音さんが出ることで有名なIDOLY PRIDEも観ようと考えてはいたが、このご時世、ライブシーンでオタクが盛り上がっている描写に精神が耐えられなくなる不具合がアイマス視聴時に発生し、アイプラの方を観る気が失せてしまったという噂がある。現地ライブ行きてえよ…

 

 

簡易版のリンクだょ↓

mikan0911.hatenablog.com

 

 

アズールレーン びそくぜんしんっ!

今期アニメ2本とか草

アズレンの初期艦がメインヒロインという恵まれたキャスティングに、驚くほど中身がなく記憶に残らないストーリー(?)。間違いない、本作品が覇権です。

いやマジで、中身なくてED入るたびに笑ってたような気がする。ジャベリンが可愛く、ラフィーたそが可愛く、綾波が可愛く、Z23が可愛い。それだけの話である。ゲスト出演していたベルちゃんや雪風さんも可愛かったねと微かな記憶が残ってはいるが、どんな話だったかはもう覚えていない。たまにエッチな展開があったような…

先ほども書いたが、作品のメインを背負ったジャベリンが非常に可愛かった。鼻に引っかかるような独特な声、どこか気が抜けたような振る舞い、そしてけしからんシコボディ(肌色本でお世話になっております)。主人公の立場でよく喋りよく動いたことで、彼女の愛おしさがよく伝わってきたと思う。

 

ゆるキャン△ SEASON2

1期と同様、誰も傷つかない平和な世界が広がっており、心が浄化された。

JKがキャンプをするのが作品のウリだが、キャンプに至るまでの道中も非常に丁寧に描いている。道中の寄り道が一回の立派な旅行レベルで取り扱われており、観ていて何回かキャンプのことを忘れそうになった。もはや観光アニメである。

2期の大きな特徴は、野クル部員たちと、その周辺人物との『繋がり』ではないだろうか。リンとの接触初め出番が増えたように感じるなでしこ姉、リンの家族、鳥羽先生、飯田さんなど。野クル部員たちのキャンプ活動を温かく見守ってくれる存在が頻繁に登場し、また事前準備の甘さによる失敗が描かれたこともあり、彼女達の活動がこうした周囲の人物に支えられていることが伝わってきた。このことも、作品から漂う平和な雰囲気や温かみの大きな要因の一つになっていると私は分析した。

なんか真面目な話をしてしまったので最後にちょっと。なでしこちゃんとご飯食べに行きたいです。うまいラーメンたくさん紹介してたくさん食べさせてあげたいです。なでしこちゃん相手なら喜んで奢ります。

 

THE IDOLM@STER

高校時代にデレステ、大学入ってミリシタを通った身(←女子小学生では!?)として、765プロのアニメを観とかなきゃなと思い、何故か3年が経過した。流石にアレなのでちゃんと観た。

各アイドルに焦点を当てたワイワイ回がとても平和で好きだった。全然推していなかったあずささんも、主役回では可愛らしく描かれており(それ以上に『エージェント夜を往く』の演出が神だった)、765プロみんなアイドルとして良い子たちだなと感じることができた。物語後半の千早がつらいつらいってみんな言うので覚悟を決めて観たが、想像していたよりは重くない展開で良かった。と言うか、後述の別要素による嫌悪感の方が強かった。ステージ復活時の約束はボロボロ泣いたし、眠り姫もボロボロ泣いたし、なんなら千早が微笑む度に泣く感情オタクになっていた。ああ言う、誰かの死が絡んだ話や、過去の自分に支えられる展開にすごく弱い(闇堕ち春香の復活シーンもしっかり泣いた)んです私。ミリシタで見られる彼女の微笑みが、今後は一味違ったものに見えるだろう。最初の方は、千早は叩く事務所の扉を間違えた(アイドルじゃなく歌手を目指すべきだった)とか思っていたが、幼き弟に満開の笑顔で歌を聞かせるその姿は、間違いなく『アイドル』として弟の目に映っていたのだろうとか考え始めると、もう…また泣いちゃうよね

ところでね、まあアイドルたちの成長のための演出とはいえ、黒井社長による胸糞な嫌がらせの数々はかなりキツかった。あそこまで視聴者に苛立ちを覚えさせる展開を複数回用意する必要があったかは疑問だし、最後高木社長が「彼はやり方が悪いだけで根は悪い奴じゃない」みたいなことを言って赦していたのが納得がいかなかった。千早があの一件を通して精神的に成長したというのはあくまで結果論であって、競合を潰すためにアイドルの複雑な家庭環境を喜んでニュースのネタにする人間の、一体どの根っこが悪くない部分なのだろうか。現代を生きる私が十年前のアニメにケチをつけても仕方ないけどさ(本当に業界内でああいうのが横行しているとかだったらもうお手上げである)。

ミリシタ遊んでミリオン曲聴いての段階では、伊織と響が推せるなとか思っていた。アニメを観てもこの二人は推せる(なお響が上位にきた)。ちょっと生意気で、ツンデレで、でも気配りができるロリ体型とか推せない訳ないじゃないっすか。おまけに声は釘宮理恵さんときた。はい勝ち。響はアニメ版でよく表情が変わって非常に可愛かった。やよい回では家庭的な感じ出してたし、イヌ美回では年相応のいじっぱりなところを見せながらも、自分を見つめ直し家族を大切に想うようなそぶりを見せてくれておじさん感動した。あとミリシタのカードの絵(クリスマスSSR覚醒前)が好みすぎた。つらい。加えて、なんと貴音さんも推せるようになった。歌が上手い不思議なお姉さんとしか思っていなかったが、自リスのレッスンで弱気になった雪歩を叱責したシーンで、成長のために仲間をちゃんと叱れる姿勢に強く魅せられた。貴音回では、勘の良さを発揮しながらもプロデューサーを頼りきれなかった『完璧じゃない部分』が描かれていて、なんかこう人間として魅力的に感じた。あれで私より年下とか信じられない…

てかどんだけ感想書いとんねん(約1200字)

 

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ

中学時代に何か1作品ラノベ買おうとして、候補に上がっていた作品(選ばれたのはロウきゅーぶ!)。つまり初見。

ブラコン妹をメインにしたラブコメで、物語に大きな起伏がなく観やすかった。秋子に対する主人公の言動がシスコンでないと言うには無理があるものであったり、そもそも各ヒロインとの出会いのエピソードが結構キツかったり、主人公がハーレム生活を送るようになった要因がちゃんと描かれていなかったりと、主人公関連では引っかかる部分が何個かあるが、それらをカバーしうるほどヒロイン達が可愛かったので全部OKである。

家庭的ロリな鷹ノ宮ありさたそが今シーズンの最強ヒロインであるのは言うまでもない。登場時点で「あーこれ純粋でも腹黒でも推せるわ」と悟るくらいに私の好みに突き刺さった。脱ぎ癖が公表されたシーンは、電車の中で観ていたにも関わらず息子がめっちゃ反応して大変だった。朝起きたらロリっ娘が自分の布団の中で全裸で気持ちよさそうに寝ていて欲しい人生だった。あーいや、その、お巡りさん、実害をもたらしていないので無罪です。思想の自由の範疇ですよろしくお願いいたします。

ありさたそが登場する前から推していたのは銀兵衛とアナスタシアである。銀兵衛さんも家庭的な幼児体型なので当然のように推していたが、『クールぶってる癖にちょっと良くされると陥落してクソザコになっちゃう(twitterより)』アナスタシアさんもめっちゃ可愛いなとか思っていた。部屋が汚い女の娘は私と一緒になるとゴミ屋敷に成長してしまうので、部屋の壁になった気分で見守りたい感じの推しである。

こうして見ると、アニメをストーリーよりもキャラ重視で観て評価しているのがバレバレですね。はい。

 

けいおん!!

アイマス観ておにあい観てけいおん観て…今って何年だっけ

1期に引き続き、手元の原作と読み比べながらアニメを観た。1期後半から原作にない展開が繰り広げられるようになったが、2期でもその流れは続いており、原作にないアニメオリジナルの展開もそこそこ頻繁に見られるようになった。らき☆すたもそうだったが、けいおん1期も初めの方は作品世界がゆったりしているというか、どこか静かな感じがあるというか、日常系にありがちな女の子達のわちゃわちゃ感がないように思えた。偶然か、それとも当時の京アニ制作アニメの特徴だろうか。

U&Iと天使に触れたよ!の件で、自分の涙腺の弱さを認識した。曲は中学時代から知っていたし、原作も読んでいたので、なんとなく曲が流れる予兆みたいなものは感じていたが、そんな展開がわかっている状態でもしっかりしっとり泣いた。何なら最終回は泣くのがもうほぼ確定していたせいで、観始めるまで数日かかった。憂ちゃんの「お姉ちゃんはいつも私のちょっと先を行っちゃうんだ」ってセリフが、何というかもう憂ちゃん欲しい(?????)ってなって、すげえ泣いた。

中高と運動部に所属していた私だが、HTTは理想の部活動像みたいなものに思えた。同じような実力の部員が、自分の好きなことを通じて放課後集まって、ワイワイ楽しく活動して、みたいな…中学の頃の部活がこれに近かったと思う。ワイワイ楽しんでた上に何故か市大会優勝しちゃったからね。高校は高校で楽しかったが、自分以外の同期が県内の有力な選手で、強豪校となり、大会はいつも自分だけさっさと負けて応援に徹するみたいな感じで、少し息苦しさを感じてしまっていたのだ。とかいうオタクの自語りはこの辺にしておこう。

心地よいテンポや緩い世界観から、非常に観やすい作品だなと感じたので、全人類観るべきである。

 

てーきゅう(1〜9期 + 高宮なすのです!)

dアニの『気になるリスト』に山積するアニメ作品群の中で、1番目に選ばれたのはてーきゅうでした。アホなのかな?確か2期4期は既に観ていて、1期5期の主題歌は履修済みとかいう意味不な視聴状態だった。内容は2期の卓球回(神回)以外何も憶えてなかったけど

早すぎるテンポで流れ込んでくるボケの数々、それらを捌くユリちゃん、全く頭に入ってこない物語の展開。あー、前に観てた時もこんな感じだったね。人類にはまだ早い高度なボケの数々(よく出てくる)を理解しようと唸っている間にもう次の話に移っているほどの圧倒的なテンポの良さは、他の作品の追随を許さないだろう。ガトリングガン並みのセリフに対応できるほどの滑舌を持つ声優さんの凄さも作品を支える大きな要因である。ちなみに、花澤香菜様、(俺の)鬼頭明里さん、高尾奏音さんといった私の推し声優さん3人が共演(???)している数少ない作品である

先述の通り卓球回(主題歌の最後が変わる)くらいしか記憶に残らないような作品だと鳥頭の私は思っている。そんな中で、いつだったかの旅行回の、『10段階評価でいうところの2かな』『不満!?』ってやりとりが頭に残った。『ふまん』の3文字で笑わせてくるのはずるい。巧い。他の内容はもう忘れた。

個性的な主題歌もこの作品の長所だろう。各キャラが歌う主題歌は特にクセが強い変なものになっている。「Qunka!」が一番好き(アニメ映像もめっちゃ好き)なのは変わらないが、「ニホンゴワカリマセン」が初めて聴いた中では非常に気に入った。やっぱ小倉唯さんの声いいわ。

 

・ウチのメイドがウザすぎる!(再)

神アニメ。ミーシャたんに会いたくなったので観た。2018秋クール(ゾンサガ、グリッドマン、青ブタなど)の凖覇権。覇権を獲ったのが吸血鬼さんであるのは言うまでもない。

ガキっぽい振る舞いをしている癖に、根っこの部分に良い子な部分が潜んでいるロリとか、もう本当にずるい。よくない。可愛い。もっとやってくれ。

二周目のため、気づいた点だけ簡単に挙げよう。まず、1話が記憶していたよりもわちゃわちゃ動いていて驚いた。窓から覗くつばめから逃げるべくミーシャが居間まで駆け下りるシーンとか、「こんなに動いてたっけ」ってくらいカメラアングルがスイスイ動いていた。安心と信頼の動画工房さんが制作に関わっているが、ミーシャたんの焦りや躍動感を表現する、1億点満点の描画であると思う。あと、最初はボサッと跳ねていたミーシャの髪が、ミーシャの心境の変化に合わせて綺麗に整うようになった点に、この度初めて気づいた。もう髪を通り越して神、女神である。いや何言ってんだお前

 

 

 

なんか気づかない間に学生生活が終わり、社会に出てしまいました。あそ文学終わったやんけ!!!まあ最後の一年はあってないようなものだったけどね(みんなそう)

 

もう遊んで暮らしたいので、このブログに1億円くらいの価値が生まれたりしませんか?しませんか…そうですか…