雪解けの朝から始まった12月15日。
「ユニット対抗全国ツアー Aqoursクラブ活動 LIVE & FAN MEETING 仙台公演」の昼公演に参加した。ファンミ初参戦である。
私の住んでいる仙台での公演であったため、開演２時間前に家にいても余裕で間に合った。中規模都市から仙台に移った甲斐があった。今後全部仙台でやってくれ
仙台公演の出演はAZALEA(アゼリア)。諏訪ななかさん(すわわ)、高槻かなこさん(きんちゃん)、小宮有紗さん(ありしゃ)の３人である。信号機。「きんちゃんは推し声優だけど、まあキャラはそこまで推してないしAZALEAはブチ上がる曲ないし今回は落ち着いたライブになるっしょ！」とか、正直開演前はこんなことをほざいていた。閉演後このコメントが戯言と化したのは言うまでもない。
会場は仙台サンプラザホール。仙台駅から徒歩10分強とアクセス良好。連番の先輩についていくと、２階の右端ブロック最前列という席にたどり着いた。サンプラザホールは円形の会場だがキャパがさほど大きくなく、ステージが近かった。いや冗談抜きでステージが近かった。しかも前にオタクがいないため、腕伸ばし放題＆荷物広げ放題。神神神席だった。ちなみに席に着いた後も「ここなら座ってライブ観戦できるやんけ〜」とか言ってた。ライブで座っていたことなんかないくせに。
14時。開演。まずは３人の声だけトーク(漫才)から。ダイヤさんのツッコミが今日も冴えていた。「仙台は東北のニューヨーク」とかなんとか言っていた。何言ってんだ感はあったが、東北を尺度にしたらまあ仙台はNY的存在か。近くにシカゴもあるもんねHAHAHA!! 何わろてんねん
OPトーク後、会場が暗くなる。いよいよ登場ですね！とステージを凝視していたが、何故か１階オタクは後ろを向いている。何やってんの、まさか後ろから登場するんかとか思っていたら足元で大歓声が。あー、後ろからの登場か。ん？足元？？？
ブチ上げBGMと共に、客席後方からAZALEAが登場。なななんと、ありしゃが私の席の真下、冗談抜きで真下から登場したのである。「おいおいおい」しか言えなくなった。しかも登場したありしゃが振り返る。おいなんだこれ！！ありしゃが近い！！！目が合うとかそんなレベルじゃない！！ってか顔が良い！！！！！
興奮がとめどなく溢れる。ステージ間近のオタク達が幸せそうだった。あの辺に座っていたら失神していたかもしれない。
ステージに登っても演者さんが近かった。とにかく近かった。モニターを見なくても表情が見えた。なんだこの会場、一生ついて行きます。
１曲目 ホップ・ステップ・ワーイ！(short ver.)
開幕はユニットカーニバルのテーマから。サビの「ワーイ！」でコールが入る楽しい曲。
にしても演者さんが近い。会場が小さく、また私の席が端の方だったためか何度も目が合った。感動。ありしゃが何度もこっちに手を振ってくれていた。ブレード３本用意しときゃよかったかなー。
自己紹介・フラッグ紹介
毎度恒例の自己紹介。ありしゃの顔芸が生で見れる距離だったマジ感動。すわわのハグも肉眼にしっかりと記録。イチャイチャしやがって(大歓喜)。そして本日の本命きんちゃん。近い。かわいい。美しい。綺麗。すき。
フラッグ紹介では、演者がイジりやすそうなコメントを拾ってイジっていた。
私は普通のコメントを残した(真ん中の滲んでないやつ)が、まあ奇抜なコメントなんて書いてもどうせ冷めるようなモノしか書けないから諦めよう。「今年はトリコビト(AZALEA推し)」というコメントに対するありしゃの反応が面白かった。顔が良い。「皆さんのおかげで夢が叶いました」というコメントにも反応していた。書き主が何を言い出すかとヒヤヒヤしたが、どうやらその人は格闘技で日本レベルの凄い人だったらしい。すげーオタクも世の中にはいるんですね。
お便り紹介
最初はお便り紹介から。観客が書いたお便りを演者さんが読み、質問主と時に会話しながら返信していくというもの。声優さんと会話できるなんて羨ましすぎるっしょ。上手く話せる気がしないが。
牛タン弁当の話や「自分の演じているキャラにクリスマスプレゼントを渡すなら何？」、「Aqoursキャストで姉にするなら誰？」などの話題が出た。姉にするならきんちゃんですかね。りきゃことの２択で迷った(唐突な自分語り)。あと、途中のきんちゃんの「ちゅき」で悶えた。ずるいやんそんなの。
４択クイズ
お便り紹介の次はユニット対抗のクイズのコーナー。問題は「ミヤテレの電波塔のライトは何を表しているでしょうか(観客からの出題)」「2015合宿でしゅかしゅーが着ていたシャツに書かれた文字は何だったでしょうか」「１期11話で曜ちゃんに投げられた鞠莉が発したセリフは何だったでしょうか」「BD表紙の曜ちゃんが手に持っていたゴーグルの色は何でしょうか」の４問。１問目は出題者が答えを導いた。良いのかこれ(困惑)。２問目は会場誰も答えられず。コアすぎませんか…？ ３問目はアニメ問題ということで自信アリオタクが多かった。１周しかしていない私も勘でわかった。４問目はBDを会場に持って来ていたオタクのおかげで見事正解。本日の功労賞でしょ彼
運動会(吹き矢)
次はユニット対抗運動会のコーナー。競技は吹き矢。運動会とは(哲学)
何というか、シンプルに全員上手かった。きんちゃん辺り下手そうだと思っていたが、的の中心を貫き高得点ゲット。マイナスゾーンには誰も当てなかった。AZALEAはボケ担当・芸人枠がいないためか、普通に高得点のまま吹き矢を終えた。
ジェスチャーゲーム
次はユニット対抗とは関係ないコーナー。６問中３問正解で仙台のお菓子「霜柱」を獲得できる。このお菓子知らない…(震え声)
お題の中では「サーフィンをするしいたけ(千歌の飼い犬)」が飛び抜けて面白かった。戸惑いながらも全力でしいたけになりきったきんちゃん、演技力がすごかった。というか３人とも演技力が高かった。誰もボケることなく全問正解。まあ、AZALEAさんはこういう雰囲気な方が個人的には安心する。お笑い担当は一番推しのギルキスに任せましょう(適当)。いやギルキスはオンオフが凄いんですよとか語り出すと脱線しそうなので語りません。
２曲目 LONELY TUNING
お待ちかねのライブコーナー。曲が始まるまでのトイレ休憩が短かったが、席から近かったため助かった。
開幕から強い曲を披露。イントロの段階で思わず天を仰いだ。コイツいっつも天仰いでるな？
光の演出が凄まじかったが、ステージを照らすライトが闇を照らす私の方を向いていたため終始眩しかったし逆光で上手く演者が見れなかった。演者さんだけでなくステージライトにまで目線をもらえて、思わず目が眩んだ。
３曲目 ときめき分類学
AZALEAの超ゆったり曲。頭が小学生な私はスピーディでブチ上がる曲を好みがちなためこの曲はそこまで好んでいるわけではない。しかし、演者さんが近いとなると話は別府温泉(某ゆっくり実況者さんの語録より)！振り付けもゆったりしているからこそ、落ち着いた気持ちで動きに注目しながら曲を聴くことができた。きんちゃんマジ綺麗。
曲の途中で「A・Z・A・L・E・A」とアルファベットを一つずつ言っていく場面があったため、周りにぶつからぬようにと遠慮がちに棒を各アルファベットの形になるよう持ち替えて遊んでいたが、会場の中誰一人として同じムーブをしているオタクはいなかった。そんな文化は存在しないらしい。虚しくなった。
曲投票
次の曲は会場のオタクの投票で決まるものであった。候補は「届かない星だとしても」「聖なる日の祈り」「空も心も晴れるから」の３曲。１曲だけ明らかにブチ上げに来てますね。迷わず「届かない星だとしても」を選択。途中MCでクリスマスの話が入り、チョロいオタクが「聖なる日の祈り」に流れた時はヒヤヒヤした。４thでやったしオタクお前らクリスマスとか気にしないやろ(凄まじい偏見・ベッケナー)
投票結果は「届かない星だとしても」に決定。やったぜ。AZALEAでブチ上がる貴重な機会を獲得した。
４曲目 届かない星だとしても
ということで４曲目。コールの部分でしっかりと自分の声帯を捧げた。恋アクのCDに入っている曲は３/３が神曲なので困る(褒め言葉)。この曲でもありしゃときんちゃんと何度も目が合った。すわわは相変わらずマイペースだった。
５曲目 トリコリコPLEASE!!
待ってました。トリコリコステッキを振りかざす３人の姿に思わず私もトリコリコに。まあならなかったことないんですけどね。この曲は１stとユニットカーニバルで披露されたが、私はどちらもLVで参加していたため、生でこの曲を聴くのは初めてだった。間近で３人の姿を拝めて大満足。これで私もトリコビトですね。
余談だが、３席隣の法被を着たヤバそうなオタクが光る棒(曲げられるタイプ)を加工してキャンディ型を作っていた。何をやらかすのかとビクビクしていたが、キャンディを作って満足しただけで特に目立った行動はせず、普通に棒振り回していて安心した。
６曲目 勇気はどこに？君の胸に！
あっという間に本編最後の曲に。ライブで耳にするのは確か３回目だが、何回聴いてもいい曲である。「みんなで歌ってね！」と言っていたが、歌詞の字幕が出てこなくて笑った。覚えていたので無問題！
この曲で頭に浮かぶのは、４thの時のあんちゃんの、ラスサビ直前での全力での「消えない！」である。今回のライブは雰囲気が異なるためこの曲も全く違った感じで歌われたが、相変わらずエモエモのエモンガデデンネトゲデマルって感じだった。すみません自分でも何言ってるかわからないです。
一区切り
ここで一旦一区切り。会場は暗いままだったためアンコール確定を悟っていた。まあ挨拶の感じが明らかに違うからね…
喉の消耗が抑えめで、また会場も狭くてなんか声が届きそうだったので、普段はしないアンコールコール(日本語って難しい)をしてみた。AZALEAコールやろなーとか考えていたら本当にオタクたちがAZALEAコールしていた。演者さんこの時間に休憩して着替えてるんかなとか考えていたが、不慣れなことをしたためかコールの時間が長かった気がした。こんなもんなんですかね？
En. ホップ・ステップ・ワーイ！
最後はファンミTシャツに着替えて登場。ファンミTシャツ着てなくてごめんなさい。
みんなで歌って踊ろう！ってことで、すわわ先生(お母さん)の振り付け講座が開かれた。「ママー！」とか「おかあさーん！」とか叫んでたオタクは悔い改めよ。
すわわ「んじゃいくよ〜 ぱーぎゅっぎゅ」
ぼく「ほほう」
すわわ「とんとんとんとん」
ぼく「お？」
すわわ「ななめを指して〜 ぱあ〜」
ぼく「は？かわいいかよ」
すわわ先生のおかげで私も振り付けを覚えられた。左手でハートの半分を作る振り付けでは、きんちゃんのハートと私のハートを合わせ放題で控えめに言って最高だった。振り付けを考えた方にはぜひ幸せになってほしい。
そんなこんなで最後の挨拶。演者さんがステージ端まできてくれるということで、命懸けで黄色のオタク棒をマルの形にしてきんちゃんの方を向いて叫んでいた。そしたら、明らかにきんちゃんがこちらの方に目線を向け、笑顔で腕をマルの形にしてくれたのである。は？尊いマジ無理。いや本当に尊かった。泣いた。もうここでしんでもいいやとか一瞬本気で思ってた。神対応ってこのことを言うんですね。
閉演後、連番させてくれた先輩＆同期と感想をぶつけ合い、MCで紹介されていたひょうたん揚げを食べに行った。魚の香りがする凍天といった感じで美味しかった。当たりは出なかった(知ってた)。
まとめ
初めてのファンミだったが、神席であったこともあってか、声優さんとの距離が非常に近く、その点に何よりも感動した。声優さんの存在は都市伝説とかじゃないんですね。開幕から閉幕まで、肉眼で目線や表情を観測できたことが本当に嬉しかった。ありしゃの顔立ちはすごく整っていたし、すわわの独特の雰囲気はモニターを介さなくても伝わってきたし、何よりきんちゃんがガチのマジでスーパーウルトラハイパーミラクル綺麗だった。最高だった。推せる。「好きな声優さんを至近距離で見る」という人生規模の目標にかなり近づけた気がする。
開幕MCで「この会場をベニーランドにしよう！」と言っていたが、気分は某大阪のテーマパークなどの比にならないくらい高揚していた。行ったことないけど。
この1日でAZALEAをもっと好きになれた。Aqoursみんな大好きです(大胆な告白は女の子の何とやら)
最高でした。ありがとうございました。
「またこの地で会いたい！」
強い期待と忘れられない感動を胸に、私は今日も生きる。
