オタクのあそぶんがく

140の枠を超えて

2018年秋アニメのかんそうぶん

※ネタバレを含みます。ご注意ください!

 

明けましておめでとうございます(遅い)。

 

ブログを始めたと言うことで、今期(観た)アニメの感想を述べていく。批評というほどの内容を書けるかわからないため、あえて感想とした。小中学校の頃『読書感想文とか考えた人間の墓燃やしてやる』とか考えていたほど感想文を書くのが大嫌いだったのに…成長したんだなあ。しみじみ。

 

今期私が最後まで視聴したアニメは以下の通りである。

・うちのメイドがウザすぎる!

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

ゾンビランドサガ

・となりの吸血鬼さん

・ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。

やがて君になる

この素晴らしい世界に祝福を!(1期・2期)

以下7作

 

再度繰り返すが、作品の内容を話すことになるため、今後視聴する予定のある方はブラウザバックして他の記事を見てください(ちゃっかり宣伝)。

 

・うちのメイドがウザすぎる!

ミーシャたん尊い!!マジで尊い!!!

ミーシャたんはストライクゾーンに入らない『保護対象』である。幼女様に罵られるなんて夢みたい!なーんて気持ちで視聴した。いや本当に可愛い。OP最後のハラショーしているミーシャたんが天使すぎて毎回漏れなくニヤニヤしてた。

メイドのつばめが重度の犯罪者みたいな感じであるためミーシャたんの言動がキツくなる訳だが、罵るミーシャたんがもう女神で女神で仕方ない。すこ。つばめの言動は時折『Yes ロリータ、No タッチ』のモットーに反するため何回か「何やってんだお前」と悲しい気持ちになったが、肝心な時には超かっこよくなるためギリギリ許せた。つばめいないとミーシャたん元気なくなっちゃうからね。ツンデレ幼女最高、ごちそうさまでした。2期待ってます。

 

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

ストーリーがとても良かった印象。作品世界に強く引き込まれるタイプのもので、視聴しながらもいろんなことを考察していた。それぞれのキャラクターに起こる思春期症候群由来の現象がそれぞれ2・3話にまとまっており、話のテンポも良かった。特に双葉とかえでの回が気に入った。かえではCVが超絶神(私をラブライブに引き込んだ声)だったため、喋るたび耳の細胞が仮面舞踏会を開いていた。エモエモマスカレード。双葉はなんだろうね、身体は全く好みじゃないがストーリー中での立ち位置とエピソードがひたすら神神神だった。神すぎて出○大社が出来上がりそう。8話は私の中で殿堂入りを遂げた。

 

ゾンビランドサガ

素直に面白かった。『1話で女の子がトラックに撥ねられる』のが狂気で最初は避けていたのだが、年末に一気見して本当に良かった。ギャグ要素と死んだ女の子たちの人間ドラマが見事に調和しており、毎話作中世界にのめりこめた。人の死が絡む話に対する耐性がない私は、リリィ回(剛雄パパがぼろ泣きしたシーン)とサキ回(麗子がサキの面影に気づいたシーン)で泣いた。わんわん泣いた。OPの変身時の愛ちゃんがクッソ可愛いのと純子ちゃんがイケボなの(全人類が言ってる)も強く印象に残っている。第8話はリリィ推しの私にとって『過酷な運命』だった、でも過酷な運命乗り越((

 

・となりの吸血鬼さん

覇権です。異論はウザメイドに限り認める。

頭を空っぽにして楽しめる百合作品で、私が大好きなジャンルのアニメだった。ソフィーも灯もひなたもエリーも百合要素があふれていて最of高です。特に灯は『百合の権化』みたいな感じで非常に良い仕事をしていると思う。OPも百合百合百合百合で素晴らしかったが、その中の灯の『ソフィーにキスしたくせに、その後でひなたにキスされて「ふえっ?」みたいな表情しているシーン』が言葉にできないほど刺さった。攻めが受けに転じる幸せの瞬間なのである。ごちそうさまです。購読してないしひなことこの作品以外ロクに知らないけどコミックキューンは期待を裏切らない。2期待ってます。

 

・ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。

作品全体がもふもふほんわかした空気に包まれていた。こちらも何も考えずに視聴できる良い作品だった。ベルゼブブ閣下のウブさに悶える日々を送っていたが、私はベルフェゴールを推していきたい。体型は全然好みじゃないんだけどね。私は飲酒すると信じられないほど頻尿になるため、実質ごっちんと言っても過言ではない。2話のアザゼル回が男臭かったので視聴をやめようかと思ったが、続きの回をちゃんと観て良かった。

 

やがて君になる

頭を使って観る百合。綺麗な百合(2コンボ)。めちゃめちゃ百合(3コンボ)だったが、同時に人間ドラマ作品でもあった。侑の感情の変化の過程が美しく描写されており、13話のペンギンショー以降に至っては動悸が止まらなかった。話の終わり方も、もどかしさと清々しさが見事に調和していた。前世でどんな徳を積めばこんな話が書けるんだろね。侑の視点にカメラを合わせたり背景とキャラの心情を重ねるような描写をしていたりと、製作者の作品への熱意が垣間見えた。侑と燈子のキスシーンが描写含めてとにかく素晴らしく、毎度小学生のようにドキドキしていた。いや私女子小学生なんですけどね!

 

この素晴らしい世界に祝福を!

頭空っぽにして観れるギャグアニメ。ポケモン厳選のBGMに最適だった、ありがとう。昔からマ○オくんとかギャグ○ンガ日和とか喜んで読んでいたような人間なので、こんな感じの作品が見事に刺さった。ギャグアニメなので作画崩壊は気にならないしむしろそれがいいスパイスとなっている。なんだかんだでカズマは幸せな異世界生活を送っているなあとか、私も美柑と一緒に異世界で暮らしたいなあとか思った。どうでもいいが、スマブラゲッコウガのアピールがアクアの花鳥風月に似ている。ホントどうでもいいね。

 

2018秋アニメは面白い作品が多いような気がした(裏には視聴をやめた作品も存在しているのだが)。こうして感想にすると、ちゃんと言葉になる部分と、言葉にならない部分とが存在することが可視化できるんだなあとか呑気に思った。感情・思考の言語化の限界ってやつですかね。その辺詳しくないのでこれ以上は触れない。

 

次の冬アニメは、私にどんな感情を抱かせてくれるのだろうか。

私はどんなストーリーに、どんな女の子に出逢えるだろうか。

期待を胸に、私は執筆を止めた。