オタクのあそぶんがく

140の枠を超えて

2023年夏アニメのかんそうぶん

※ネタバレを含みます。ご注意ください! 

 

今期私が最後まで視聴したアニメは以下の通りである。 

 

 

アキバ総研を眺めていた時から思っていたが、今期は刺さりそうな作品が少ない気がした。まあ毎クール10本とか観る体力は現状無い訳で、過去作に目を向けられる点ではいいのかなと思ったり、その割に過去作大して観ていなかったり。じゃあ何してるって、大体酒飲んでYouTube観てます。 

 

 

 

あやかしトライアングル 

ようやく完結した。制作陣の皆様、お疲れさまでした。 

矢吹神が原作ということで観た。原作は一応持っているが、最近漫画さえも読まなくなってしまい積読の一部と化している。 

ドカンと刺さりはしなかったが、「ちょっぴりハレンチなバトル物」として普通に面白かったと思う。展開が単調でなく、払い忍達がカッコよく、すずちゃんが非常にえっちで良かった。あと何よりも恋緒ちゃんが匂いフェチでえっちで良かった。祭里の匂いを嗅いでる時の表情(上目遣い)がいくらなんでもえっちで良かった。とどのつまり、ハレンチで良かった 

主題歌もかなり良かった。特にOP。導入から繋がるイントロ、タイトルの出し方、徐々に盛り上がり一番テンションが上がったタイミングでスッとサビに入る構成、なかなか絶妙で高評価。カラオケでも頻繁に歌っているが非常に気持ちよくなる。 

 

白聖女と黒牧師 

鈍感主人公と可愛いヒロインによるまったり系のラブコメ。頭空っぽにして安心して観られる良作。セシリア様が可愛くて見飽きなかった。ああいう「早く付き合えよ!」って展開に「早く付き合えよ!」ってヤジを飛ばしながら観ている時、私は生を実感する。いざ付き合っちゃうと見方が変わりますからね。最終話の着地点が「家族のような存在」にゆったり落ち着いたところも、温かみのある本作らしくて私は好き。 

サブ的な位置にいたヘーゼリッタも可愛かった。美少女に怒られることでしか得られない栄養がある。ワーワー言いながらアベルとしっかり信頼関係を築けている点もほほえましい。 

で結局一番可愛かったヒロインが誰かって?そりゃもう、最終話に出てきたリリーちゃんですよね。 

 

好きな子がめがねを忘れた 

今期の覇権。三重さんがいくらなんでも可愛すぎる。 

本作の大前提「三重さんが可愛い」、これだけで1クール平然と持たせられるほどの魅力を三重さんは持っている。何を考えているかわからない、だから展開がどう転がるか予想できなくて面白いし、そんな三重さん自身を見守っていたくなる。眼鏡を忘れるという有り得ない状況も、「不思議な子だから」で飲み込めるギリギリを突いている。視力の悪さから距離感がバグっていて、いい意味で心臓に悪い。そんで目つきが悪い女の子は、可愛い。 

作中に出て来る女子たちもモブ役に徹しており、「この子可愛い!」と感情を抱く前に、ボール(=視聴者の関心)を三重さんに即渡ししている。ライバル的ポジションの東君も、言ってしまえば物語の引き立て役に過ぎない。すべてが「小村と三重さん」に目線を向けるよう作られていると感じ、非常に感心した。 

中学生という設定もまた絶妙で、「ある子を好きになると、その子が自分の世界の中心になる」感覚に最もとらわれる年齢帯ではなかろうか。小学生の恋愛はどこか幼い(交際経験もノーカウント視されやすい)し、高校生になると視野が広がる分、盲目の度合いが多少弱くなるような気がする。現実世界でマトモな恋愛経験をしていない私の感性が一般的かどうかは知ったこっちゃないが、何が言いたいかというと、メタ視点でも楽しめる作品だったということだ。 

 

トニカクカワイイ 女子高編 

スピンオフ的な位置づけだったと思うが、結局何がしたかったのかいまいち読み取ることができなかった。 ごめんなさい。

単に「女子高生をナサに近づけさせ、司ちゃんを妬かせることで、二人の繋がりを深める」だけなら理解できたのだが、それにしては輝夜ちゃんの匂わせが引っ掛かってしまう。別に仲良くなったり不登校を直したりと深掘りするわけでもなく、かといって物語に刺激を与えたイメージもなく、4話の短編にわざわざ登場させた意図が読めなかった。私の理解力不足だったら非常に申し訳ないのだが… 

 

BLACK CAT 

これまた矢吹神の作品。何気なくdアニの新作追加欄を見ていたら目に留まり、そのまま視聴。普段なら観ることがない系統の作品だったが、イヴちゃんや霧崎恭子など、ToLOVEるに登場するキャラが出ているってことで、腹を括って(?)観た。 

結論、面白かった。目まぐるしく変わる状況、敵視していた組織と目的が重なり共闘を始める展開、共通の脅威に立ち向かうべく結束する戦士たちの姿と、観ていて飽きることがなかった。どこかジャンプっぽい展開だなーとか思ったが、疑いなくジャンプ作品である。 

最後に一つ。やはりゆかなさんの声は素晴らしい。 

 

ましろ色シンフォニー 

そういや友人に勧められたことがあったなーと。曰く「ハマりそうなキャラがいる」とのことだったが、果たしてその答えは「瓜生桜乃ちゃん」で合っているのだろうか。 

主人公が最後みう先輩とくっついたのがかなり衝撃的だった。いやどう考えてもポジション的には愛理でしょうと高を括っていた部分があった。両想いになったのも物語後半だったので、「ここから別れて愛理とくっつくのは強引すぎないか?」と思ったが、結局そのままゆい先輩エンドとなりビックリした。 

 

 

 

覇権:好きな子がめがねを忘れた 

ヒロイン:三重あい、(瓜生桜乃) 

神曲:熱風は流転する 

 

 

 

感想は以上。秋アニメ何観るかなーとかいいながら、とりあえずハナヤマタを観始めました。