オタクのあそぶんがく

140の枠を超えて

2022年春アニメのかんそうぶん

※ネタバレを含みます。ご注意ください! 

 

今期私が最後まで視聴したアニメは以下の通りである。 

RPG不動産 

・おにぱん! 

・可愛いだけじゃない式守さん 

・くノ一ツバキの胸の内 

・まちカドまぞく2丁目 

・この中に1人、妹がいる! 

・私に天使が舞い降りた!(再履修) 

 

式守さんの更新が遅めだったのでこんな時期になりました。加えて記事作成をサボっていたのでこんな時期になりました。もう夏アニメ始まってんのよね 

相変わらず酒と競馬が忙しい(ここだけ切り取るとただのクズで草)ので、週末にまとめて複数作品観るとなるとこんなもの。なんか似たようなこと前回も書いたね。 

 

 

 

RPG不動産 

由緒正しききらら枠。雰囲気的に弱めのきららでしょう(「強めのきらら」にはごちうさゆるキャンが属する。伝われ…)。緩い日常アニメが大好物で、その代表格ともいえるきららアニメは勿論好きな訳だが、自分の人生を構成するアニメ作品には何故かエセきらら作品が集まりがちである。不思議 

さてファーが可愛かったとかファーが可愛かったとか水着ファーのプリケツが非常にエッッッだったとか感想はあるが、1クール通しての物語としては正直微妙だった。というか最終話の後味が個人的に悪かった。琴音ちゃんがあんなにあっさり生き返るなら、死なせる必要無かったよね…?依り代に寄生して第二の人生を歩むとかならまだ理解できるが、なんかすごい術で簡単に生き返ってしまう。これでは「メインヒロインの死」というイベントが持つ重み、不動産の仲間たちが流した涙の価値、ファーの自らの行為に対する底知れぬ罪悪感といったものがフワッと消失してしまうのではないだろうか。「琴音が殉死した」感のないお祝いパーティーや、琴音が墜落したシーンでドラゴンを操ってた黒幕が見せた「あっ!」て表情(そんなつもりじゃなかったのに!的なあの表情。なんで犠牲者が出てお前が慌ててんだよと)など、琴音が死ぬ前後の動きがなんか全体的にチグハグに見えた。 

とはいえ可愛いキャラが多くて助かったのは事実だし、主題歌がどちらも良かった。OPめっちゃすこです。 

※当ブログの筆者は木野日菜さんを応援しています。 

 

・おにぱん! 

結論から言おう、割と面白かった。 

リアデイルやチート薬師といった、「自分含め世界で2人しか観ていない神アニメ」の第2の視聴者である後輩に誘われて観た。棒読み気味のヒロインや幼稚なストーリー、おまけに謎の立体起動作画とまあ普通に1話切りする予定だったのだが、3話くらいまで観た辺りで棒読み加減と独特の世界観が癖になって普通に喜んで観るようになった。話数が進むにつれ、棒読みだったヒロインの声に若干の成長が見られるのも地味な面白ポイント。 人前で恥じらいながらパンツを履く「おにぱんちぇんじ」のシーンは間違いなく今期最高にえっちだった。どうして3話で描写をやめてしまったのか… 

あと何よりのりりんのアイドル回(6話)は神だった。アニクラで流れてほしい。 

 

・可愛いだけじゃない式守さん 

主人公の男友達が良い奴な作品は優秀な作品だって古事記に書いてあった。というか和泉フレンズみんな良い奴すぎて泣いた。  

序盤はヘナヘナ気味の和泉が好みに合わず、身体を椅子に縛り付けて何とか観ていた訳だが、後半になるにつれて「なんだ和泉も良い奴だな」と徐々に魅力を感じられるようになった。1クールとして見ると、和泉フレンズ含め各キャラの掘り下げ方が結構まとまっていたんじゃないかと。 総決算であるところの最終話、デレデレ加減に相当な気合が入っており終始ニヤニヤしてた。あんな甘々な展開、ごちそうさまです。 

因みに本作で一番可愛いキャラは、八満であるという説と、5話で川遊び中に溺れたロリちゃんであるという説とがあります。 

 

・くノ一ツバキの胸の内 

えーっと、今期の覇権です。忍者がメインの世界観だが、難しい展開が無く頭空っぽでも難なく観れる作品である。 

いやもうね、典型的なキャラアニメで大助かり。タンポポ(金髪ギャルに屈した訳では決して無い)をはじめ、モクレンママ(ママがあんな服着てていいのか?)、ベニスモモ(メスガキ加減が程よい上に外見エロすぎ。ベニスケベ)、ウイキョウ/キキョウ(3話で脳を破壊された)、リンドウ(顔面偏差値100000000くらいだが凸はしまった方がいい)、ヒナギク(泣き顔がアホ丸出しで可愛いし太ももが生意気すぎる)と、我々の性癖を見抜いているかのような設定の盛り具合で毎話ひっくり返った。 

忍者を基にしているのをいいことに(?)、みんなえっちな格好をしている点も特大加点。特にモクレンママ、ベニスケベ、スズシロ、酉班のギャルコンビは反則でしょう。ただの露出狂だろあんなの本当にごちそうさまです。そんな露出狂たちが蛇に縛られる神回があるらしいですね、どうかしていると思う。おまけに今を時めく人気声優たちが「ちんちん」の大合唱。控えめに言って神アニメです。 

えっちなキャラと展開に気を取られがちだが、戦闘シーンに気合が入っているのも忘れてはいけない。ベニスケベはスケベだが、実力を持った里のエースであるという一面も備えている(このギャップも彼女の持つ魅力である)というね。このアニメの話だけで夜を明かせそう… 

 

・まちカドまぞく2丁目 

1期のいい部分をしっかり引き継ぎ、中身をよりパワーアップさせたことで最後までダレることなく飽きずに観ることができた2期目だった。全体的にわちゃわちゃして賑やかで、展開のテンポが良く、かつしっかり濃い目の百合要素で勝負している点が本作のウリだろう。オノマトペがいい味出していた要因として、シャミ子の声に程よくアホっぽさが乗っていることがかなり大きくかかわっているように感じた。そんでもって吉田家の隣に引っ越してきた桃の言い訳とか、6話で見せた笑顔とか、相変わらず桃の感情が可愛くて重くてずっと笑顔で観てた。  

1期はシャミ×桃ので終わった(記憶の捏造)のに対し、2期は登場人物みんなの力を借りてミカンとウガルルを救出するという別の意味でアツい終幕を迎えた点も新鮮で良かった。行動の根底に「みんなが笑顔で過ごせる町を守る」というほんわかしつつも芯の通った信念があったことで、物語自体がブレることもなく良作のまま2期目を終わらせられたのだと推測する。  

ところで新キャラのリコちゃん、可愛くなかったですか?可愛かったですよね。CV.伊藤彩紗の時点でポイントは高くなるが、耳に残る声で方言を話されると脳が気持ちよくなってしまうことに気が付いた。方言女子ってやつですね。好きな女の娘に「私あなたのこと好きよ?」って言われながら毒を盛られて崩壊したいだけの人生だった。 

 

・この中に1人、妹がいる! 

毎度恒例、「dアニの気になる作品リストに眠っていた」作品。リサイクルショップで何かラノベを一作品買おうとした際に、最終選考まで残ったもののロウきゅーぶ!に勝たれてしまった作品の一つ(「妹」というワードに反応した、ただそれだけの話である)。  

主人公の設定がぶっ飛んでいるという部分はさておき、誰が本物の義妹であるか1クールかけてじっくり捜査していく展開は、苦しい部分が少なく割と受け入れやすかったように思える。登場キャラも個性的でみな可愛く、ややえっちな部分もあり、うーんやはりあの時期のラノベ作品は摂取していて気持ちいいですね(?)。  

それにしても、あの中で一番可愛い雅ちゃんが義妹だったのは羨ましい限りである。私も可愛い義妹が欲しいです(直球)。 

 

・私に天使が舞い降りた! 

私の人生を構成するアニメの中の一つ。労働で荒んだ心に、儚い小学生たちの優しい世界と緩めの百合が染みわたる…ロリって素晴らしい。相変わらずノアちゃんが一番カワイイ。 

今年の10月14日から完全新作の劇場版が放映されるので、みんな最低100回は観るようにしましょう。 

 

 

 

覇権:くノ一ツバキ 

ヒロイン:タンポポモクレン、ベニスモモ、ウイキョウ/キキョウ、のりりん、ファー 

神曲:Make Up Life!、ジェリーフィッシュな君へ(観てない)

 

 

感想は以上。 

もう夏アニメが始まっているが、リコリス・リコイルとEngage Kissの二強であることは言うまでもない。