オタクのあそぶんがく

140の枠を超えて

【悲報】ロリコン失格(R-18)

これは突然思い立っておっパブに行ったという友人の話です。

 



金曜日の仕事終わり。それも夏休み明けの金曜日。(悪い意味で)給料に見合わない地獄みたいなパフォーマンスで暴れ散らしたその身体は、人肌の温もりを欲していた。

「あの…おっパブに行きたいです。」

同部署の先輩からは「行ってこい!」と笑われ、元同部署の先輩からは「若いねえ」と感心された。何だっていい、俺は今日おっパブに行くんだ、世界最強になるんだ。

因みにこの手の店は初めてではないのですが、それはまた別の話ですね。

 


家で着替えとリステリンを済ませ、電車に乗って揺れること40分。Switchの充電が無かったので適当にスマホをポチポチ。周囲にバレないように高揚感を胸の中で殺す。まあドキドキして半分記憶ないが。

駅に到着。なんか空が光っているが関係ない。雷はとても苦手だが関係ないマジで関係ない勘弁してください。

 


駅で花を摘み目的の店へ。なんか店の前におっさんが立っている。入りにくいなあ〜って店の前を一度スルーして適当にフラフラしてからまた店の前に戻るこの姿はなんて滑稽だろうか。しかもこのおっさんは店の人だったらしい。草。

おっさん「えーと、一人ですか」
友人「はい一人です。初めてです(聞いてない)フリーでお願いします。」
おっさん「○○円です」
友人「(会社のATMで下ろしたお金)はい」

席に通されしばし待ち。
この店は酒が飲み放題(ありがてえ〜〜)だったので頼んだビールを即刻飲み干す。何かを成し遂げて飲む酒は美味いが、何も成し遂げずに飲む酒もまた同様に美味い。

 


そんなこんなで一人目のお姉さんAが御入室。
顔はまあ普通。てか乳デカくね?

姉さんA「Gカップあるんです」
友人「はえ〜〜(ワイ貧乳の方が好みですね)」

ってことでひたすら下から支え上げるようにして触った。触ったってか持ち上げた。失礼かもしれないがしっかり重い。
やれ着れる服少ないって本当ですかとか天性のサイズですかとか、性的な感情より好奇心が勝ってしまい色んなことを聞いてしまった。そしてごめん…乳がデカいと欲情しないことを再認識しました。下半身終始穏やかでワロタ。でも豊満な割に身体は太くなかったので許した。「別に何もしてないよ」とか言ってたけど、プロポーション保つのにすげえ頑張ってるんだろうな。
その後も差し障りのない会話を、マジでデカい乳を捏ねくり回しながら楽しんだ。身体はタイプではないけど会話が上手くて地味に嬉しい。

てな訳でお姉さんAとお別れ。決して悪くなかった。つってももう一回転あるからな…酒を煽りながら適当かましていたワイ(友人)を、この後事件が襲う。

 


お姉さんB「こんにちは〜」
絶句「(友人)」

スレンダー体型で貧乳、オタク君をリードしてくれる明るい雰囲気。助けてくれ。
しかもこのお姉さんB、すげえ密着してくる。えっ本当にいいんですか???すっげえ良い香りするしほっそい身体がワイ(友人)の最近太くなってきた身体に巻き付いてくるしすっげえ良い香りするし髪サラサラだし肌スベスベだしすっげえ良い香りする。
ところで貴方は「好きな女の子の香り」を嗅いだことがあるだろうか。脳内全てを支配するようなあの香り。他に何も考えられないようなあの香り。なんで性別が違うだけでこんななるんでしょうね。
とまあ好みの体型をした女性がサービス精神旺盛だった時、受ける側の人間に為す術は無いのだ。悲しいがこの世の摂理である。

友人「すっげえ落ち着きます〜〜〜(貧乳もみもみ)」
お姉さんB「えへへ〜お兄さんあったかいね〜」
友人「いやぁ(唆るから煽るの辞めてください)」

なんか気付いたら指名込みで延長してました。は?

お姉さんB「いいの?(営業スマイル)」
友人「寧ろお金払ったらお姉さんともっと密着してていいんですか(本心)」

お姉さんBは別卓で指名が入ったので、2回転目で再会できるとのこと。もうなんでもいいよ。

 


つまみ無しでビールを2杯飲み干し、癖の縦揺れが始まった辺りでお姉さんCが登場。

お姉さんC「こんちは〜〜よろしく」

あ、サッパリしてそうなお姉さんだね。先に言いますがこのお姉さんには触れて無いです。料理の話でばちぼこ盛り上がってたら交代になっちまいました。のでお姉さんCがどんな体型だったかマジでわかりません。

 


まあ色々と良い話を聞けたので悪い気はしませんでしたが、いよいよお姉さんBとの再開。

お姉さんB「来ちゃった〜〜〜」
友人「来ちゃった〜〜〜(酩酊)」

がっちり密着してお姉さんBの良い香りを堪能しながら、「お兄さんって中性的な顔だよね」とか「ワイって日焼けに弱いんですよね」とか「だからコスプレしても違和感が少ないんです」とか、まあ普通は初対面の女性にあまりすべきではない話をバンバンする。酒が入ってるから話が進むよ!
本当にすげえ良い香りするし身体ほっそいしすげえ良い香りするので頭がクラクラする。話を聞く感じどうやらお姉さんBはもう30の大台に乗ってしまったらしく、友人はロリコンなので衝撃を受けつつも、「でも別に良いのでは?」とか長年守り抜いてきた自我を崩壊させかねない感想を抱いていた。らしい。あっ因みにめっちゃチューしました。チュー後ンフフじゃねえよ照れるだろうが。どうでもいいですが密着に満足しすぎてこの回転ではロクにおさわりしていないとのこと。何の店行ったんだよ。
肝心の顔…あれ、どんなだったかな…言うて化粧してたしな…雰囲気はこのすばのOPを歌ってそうな某声優に近かった気がする。要するにギャルっぽいな(曲:ピノキ○ピー)。

 


これ以上続けては自分がおかしくなってしまうので、「友人と待ち合わせなので」と架空の言い訳を盾に退店。お姉さんBが入り口まで手繋ぎながら付いてきてくれた。現実の女性と交際したことがない人間に対する接し方が容赦ない。
最後は手をにぎにぎしながら退店。気持ち悪っ。お姉さんBマジで良すぎた。本当は延長なんてするつもりは無かったのだ。本当なのだ!!!(ハム太郎)

帰りは運良く雨に降られなかったが、悪天候で電車が止まるの止まんないのと駅はプチ混乱。知るか今の俺(友人)は無敵だ。
結局成城石井で適当なつまみを買って、運休を回避した電車に揺られ、酩酊しながら、そんでお手洗いを我慢しながら最寄り駅に到着。
その友人は嫁(とても若い)持ちなので、帰宅してから香りがバレてしこたま怒られたらしい。でもクソドMなので怒られて興奮したらしい。複雑な感情を抱えたまま、彼は『女の子(嫁)が描かれた抱き枕』を抱いて8時間の眠りに就いた。



…という話を友人から聞いたのでした。
めでたしめでたし。

 



お姉さんBが辞めてなければ多分また行くでしょう。