オタクのあそぶんがく

140の枠を超えて

KANA HANAZAWA Acoustic Live Tour 2020「かなめぐり2」仙台公演 ライブレポート

拝啓、昔の自分へ。

 

生きよ。

『本物の花澤香菜様を近い距離で見る』という君の夢は、21歳で叶う。

 

 

 

 

 

午前9時58分。私はスマホの画面とにらめっこしていた。

花澤香菜様のライブ仙台公演の当日チケットが発売される。この為だけに早起き(大学生基準)した。

午前10時00分。魂の早押しをキメた私は、読み込みを早々に終え申し込み画面を展開する画面を見ながら勝ちを確信した。某イーなんとかはたまに大仕事をしてくれる…いやラ!フェス落としたのは許してないが

 

そんなこんなで音源を持っていた曲を予習。もしかしたら夢が叶うかもしれないこの状況、気が気じゃない。まあ先に言ってしまうとこの予習大して意味なかったんすけどね

 

会場は仙台Rensa、業務スーパーがある建物の上階である。ハコが小さいとはいえ、当日券組は客席後方になるんだなあとドンキで双眼鏡を購入。

ちなみに服装は、私服参加のインターンにでも行くのかってくらいきちんとしたものにしました。

 

スタッフの方に誘導され会場へ。ドリンク用の小銭出すのモタついてすんませんでした。案内に従って客席へ…あれ?ステージ近くねえか??双眼鏡いらねえな???えあそこに香菜様立つの?????とこの時点で脳はバグった。追い撃ちを自らかけるようにカシオレを注文。酒飲みながら女神様のライブってなんて罰当たりな最高か?

 

人権がないと思い込んでいた立ち見だったが、今回に関してはアドでしかなかった。立ち見は1列しかなかったが、前方のオタクはみんな基本着席なのである。そう、香菜様が見えるのである。いや、見えすぎるのである。有り得ないくらい目が合うのである。供給過多なくらい推しと目が合う、紛うことなき人権席だった。

 

そんなこんなで開演。本物である。本物の花澤香菜様である。夢か現実か区別がつかないよね(酒のせいではない)。もう心拍数が初音ミクの消失(BPM240)で死ぬかと思った。

曲の感想は手短に進める。まあ本物を目に焼き付けるのに必死だったからそんなに書けないってのが正直なところっすね。唯一の「もったいなポイント」か。しょうがないけど。

 

1: Merry Go Round

先ほど予習が意味を成さなかったと言ったが、このライブなんと私が履修していない曲が過半数だったのである。いやね、知らない曲でも正直楽しめました。楽しそうに歌っている香菜様が見られただけで大満足です。

開幕は振り付けがとっても可愛い曲だった。ぴょこぴょこ跳ねてる香菜様を見て早速アルカイックスマイルになった。

 

2: マイ・ソング

知ってる曲が流れてニッコリ。えっウォークマンで聴いていた曲が生で聴けるってマジですか!?!?!?

 

3: ブルーベリーナイト

久々に聴いた気がする。照明がちゃんとブルーベリー色に変わって偉かった。DAMカラオケに実装されていなくて悲しい。

 

4: Just The Way You Are

この曲大変ヤバイことにですね、最終サビ前で『好きです』ってセリフが入るんですよ。イントロかかってパニックになった。

例のパートで生の『好きです』が聴けて、思わず墓が立ちすぎて霊園になってしまった

 

5: brilliant

6: Blessing Bell

7: flattery?

予習してない曲が3連続で入る。でも不思議なことに低まらなかったんすよね。ブチ上がることを目的とするライブじゃないからだろうけど。

Blessing Bellは結婚関連の曲らしい。ガチ恋とは少し違う感じの推し方をしているため、香菜様のご結婚は普通に楽しみである。MCで結婚を直接祝われた人が羨ましすぎて…???(某大蛇丸)

私も結婚しているとかそういうのはこの場には適さないだろうということで大人しくしていました。はい。

 

8: 君がいなくちゃだめなんだ

激エモ曲。しっとり曲のパートはオタクが着席していたため視界いっぱいに香菜様を捉えられた。最高か。

『なくしたものや 失いたくなかった事を 僕らは思い出と呼ぶみたい』の歌詞が、なんか、もう、あのね、思い出そのものである(絶望的な語彙)。

ところで、「君」と「ダメ」が曲名に入る神曲がもう1つあってですね、キャラソンなんですけどね、そのキャラ結城美柑って言うんですけどね((

 

9: Nobody Knows

これまた久々に聴いた。特に思い入れがある曲ではないが、ライブ効果で好きになった。チョロいな。

 

10: ぼくらが旅に出る理由(カバー)

小沢健二さんという方のカバーらしい。曲のMVの良さを早口で熱弁する姿がめちゃめちゃ可愛かった。同じ話し方でも、オタクと美人さんだとこんなに違うんですね。

 

11: 同心円上のディスタンス

12: マラソン

ここから怒涛の未履修曲ラッシュが来る。ココベース発売ライブとかじゃないから仕方ないか。

 

13: スパニッシュ・アパートメント

ハッピーとかラッキーとか言ってたし実質ハロhなんでもないです。コールに乗れませんでした。むねん

 

14: 恋する惑星

今期アニメにこんな感じの名前のがありましたね。それにしても知らない曲が多すぎなので近いうちに追加のアルバムをレンタルしないとね…

 

ここでアンコールに。二つ左隣のオタクが多動でビビっていた(多動になるような曲なくねえか)が、ポケットに忍ばせていたUOこのタイミングで折った。しかも前方でもUOが数本ほど輝いていた。異文化に触れた瞬間である。

 

15: 雲に歌えば

振り付けが…と言っていたため『大丈夫』ktkr勝ち確や!と思ったら、未履修の曲の振り付けレッスンが始まった。やはりフラグなんて安易に立ててはいけない(戒め)

曲の途中で何回も振り付けを香菜様と一緒に踊る場面があり、動きをシンクロさせることで無限に気持ちよくなっていた。

 

16: 星空☆ディスティネーション

歌い出した瞬間エモエモ侍になった。ラストを飾ったのが神曲でもう1000000000点(100点満点)である。

『少し遠回りしたけれど キミと巡り会えたね』の歌詞がまんま自分(去年の仙台公演をスルーしている=遠回り)で泣いた。閉演後もこの曲聴くとエモさでしんどくなる。

 

曲は以上。

MC部分はどのタイミングだったか覚えていないが、『仙台から来た人!地元の人!』という呼びかけに手を挙げるか迷った(地元ではない)こととか、花澤中学校の件で略称の『はな中』が自分の出身校にどことなく似ていてニコニコしていたこととか、MC中の笑い声や吐息やあれやこれやが尊くて無理になっていたこととか、いつもより覚えている内容が多い(当社比)気がする。

 

閉演してから別のLVに参戦していたオタクと合うまで幸せなため息が止まらなかった。本当に、心の底から、行って良かったです。今まで頑張って生きて来て良かったです。オタクの道を進むか悩んだり、受験勉強で親と揉めて辛くなったり、自分が何者かわからなくなって絶望したりと色々あった訳ですが、生きてて良かったです。香菜様をこの目で観測できたのですから…

 

北川さん、末永さん、そして我が崇拝する花澤香菜様、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

さて、人生単位の夢が一つ叶ってしまった訳ですが、明日からどうしようね。

とりあえずは、次の『良いこと』に期待して生き続けますね。