オタクのあそぶんがく

140の枠を超えて

「映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説」かんそうぶん

『我が名はめぐみん、紅魔族随一にして「最強」の魔法使い!!』

 

めぐみん好きだわ。俺のめぐみん

 

 

※ネタバレ記事です!未視聴の方はご注意!

 

はい、劇場版このすばを観てきました。特別大きな感動はなく、いつも通りの抱腹モノでありアニメ版の延長線として良い作品になっていたと思う。

 

簡単にまとめると、めぐみんの里帰りに合わせて紅魔の里を訪れたカズマ一行が魔王軍幹部のシルビアと紅魔族の命運をかけて戦うというものだろうか。安定のしょーもないネタとガチガチの戦闘が入り混じった90分である。たとえアルコールを入れた状態で観ても、後半の戦闘シーンは黙って行方を見守っていただろう。

 

いやあのね、めぐみんが可愛かったです。妹のこめっこも可愛いけどね、めぐみんが可愛かったです。はい。魔王軍の幹部を倒したの何ので褒められためぐみんのあの顔ですよ。加えて頬を染めて照れながら小さく「うん」って返事した例のシーンですよ。んで最後のシーンまで素直じゃないめぐみんさんですよ…映画館なのに他人に見せられない表情になっちゃったね仕方ないね。

その中でも本作品最高のシーンは、カズマとめぐみんのベッドシーンだろう。デレためぐみんが強すぎるね。CV.高橋李依 が強すぎるんだよなあ…突然しっとり喋り出すのは反則だと思うよ。このすばギャグ路線で観てたけどブヒブヒ案件ですよ…何だブヒブヒ案件って

 

そんなめぐみんもクライマックスではカッコよさ全振りのつよつよめぐみんに変わる。なんか文章が紅魔族に染まってきたね。紅魔族の皆さまやゆんゆんと協力してどエラい魔法をブチ込むシーンは、いやもうめぐみんかっけえなあオイって言ってた。ゆんめぐの百合てぇてぇ。この戦闘シーン、敵役のシルビアが「夢」や「希望」を口にしながら戦っていたのがどこか新鮮で面白かった。どうやらこの戦闘は、純度100%のわかりやすい勧善懲悪モノという訳ではないようだ。最後は捨て身のカズマがシルビアの結界を崩しハッピーエンド……って全壊した里は???

 

後半は戦闘シーンが続き緊張感が漂うが、このすばといえばくっだらないコメディ要素である。紅魔族の皆さまの詠唱シーンやシルビアの股間に元気な息子さんがいらっしゃることが判明したシーンなどは、笑いを堪えることが出来ずに変な声を出してしまった。まあ周りの人もそうだったから大丈夫だよね()

最後は戦闘シーンが物語を支配するため後味に違和感を覚えていたが、死んだカズマを見たエリス様がをリバースしてくださったおかげでお馴染みのペースに戻った。一安心(ゴメンねエリス様)。

 

小さな点だが、ふにふらの声に聞き覚えあるなーとか思っていたら、案の定 CV.富田美憂 で優勝した。

 

リア充であったカズマは、残酷にも『モテ期』を迎えたタイミングで爆裂魔法に飲まれて爆発してしまうのである。何とも救われない男である。まあ訳アリとはいえ美少女だらけのパーティを率いているんだからそれくらいは受け入れなさい(辛辣)

 

 

こんな感じでしょう。素晴らしい90分だった。

本作品の評点ですか?

 

「120点!」